スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

※現パロその2 アイ→←マル(学パロ)

kabihoさんは、「昼のグラウンド」で登場人物が「言い訳する」、「糸」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

「ここの傷…君、無茶しただろ」
「していない」
「言い訳しないで」
「…」




今日は雲一つない快晴。
せっかくいい天気なのだから外でお昼を食べようと僕は彼をグラウンドのベンチへ連れ出した。
彼自身は、そんなに乗り気じゃなかったみたいだけれど。

「また部活で無理したでしょ、あれほど無茶はするなと…」
「俺は無茶なんかしていない」
「じゃあどうして毎日傷を作っているんだよ」
「…主将である俺が、怪我を気にしてなんかいられない」
「怪我で主将が試合に出れなくなる方が大変なんじゃないの?」
「…」

我ながら、僕は彼の扱いに慣れていると思う。
彼が黙り込む瞬間が多いのは、いつも僕と会話をしている時だし。
彼は納得いかない、とでも言いそうな顔をしているけどね。

「なあ、マルス」
「ん?なんだい?早く食べないと休み時間終わっちゃうよ?」
「髪、糸くずついてるぞ」
「え、」

自分の手より先に彼の手が僕の髪をなでる。
一瞬、息が止まりそうになった。

「え…あ…あ、ありがとう…」
「…赤い糸か…さっきの家庭科の授業かなんかで付けてきたんだろ」
「そ、そうかもね…」
「あんたの髪は青いからな、赤い糸が栄えてたぞ」

彼の指を見れば、すこし短めの赤い糸がつままれていた。
それを見ていると、なぜか段々と心臓が高鳴っていく。

昔、こんな話を聞いた。
いつかふたりは、運命の赤い糸で必ず結ばれる。
赤い糸は、運命の赤い糸と呼ばれて、
決して切れる事はない。

「アイク、それちょうだい」
「…ただの糸くずだぞ?」
「…君にとってはそうかもしれないけれど、僕にとっては違うんだ」

(まあ、はじめから君に期待なんてしてないよ。鈍感だもん、こういう事に)

彼の指から糸をするりと抜き取る。
何色にも染まっていない、本当に真っ赤な赤い糸。

(でも、ちょっとはこういうことに、敏感でいてほしいけれど)

相変わらず「わけがわからん」とでも思っていそうな顔をしている彼に、僕はふっ、と笑った。

「わからないなら、調べてみたらどうだい」
「…教えてくれないっていうのか」
「君もたまには本とか読むべきだと思うし、調べ学習の良い練習になるんじゃない?」

嘘、本当は恥ずかしくて言えないだけ。

これは赤い糸は運命の赤い糸って言われていて、
これで結ばれたふたりは必ず結ばれる。
だから、君と、この糸で結ばれたい。

…言えたらいいよね、こんなこと。

「ちゃんと調べて、意味が分かったら僕の所に来てね。答え合わせしてあげる」
「…図書室は静かであまり好かん…」
「じゃあずっと意味が分からないままでいてくれてもいいんだけど」
「…」

ほら、また黙る。

君の顔がおかしくて、僕はまた笑ってしまった。



君が、赤い糸の意味を知って、僕の所に来てくれたら、
とりあえず小指を出してもらおうかな。

(この糸の長さで、足りるだろうか?)









糸をどう使おうか悩んだあげく、結局ベタな使い方をしてしまった。
本当は、もっと違う意味で糸を使いたかったのだけれど…
アイクは個人的に剣道部希望

この後の展開としては、意味を知ったアイクがマルスの所に来て、
マルスが好きだって伝える、そしてらアイクもマルスが好きだと分かり、
マルスは赤い糸が本当にふたりを結んでくれた、と嬉しくなってしまう。
そんな感じです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

かびほ

Author:かびほ
ゲームと食玩収集とドラマ鑑賞が趣味
カービィ愛して16年

十六夜咲夜の大きな懐中時計

まよねーず工場
ぴくしぶ
ついった
drawr
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。