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※現パロアイ←マル

かびほさんは、「深夜のエレベーター」で登場人物が「寄り添う」、「水」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

深夜のエレベーターとは意外と怖いもので、暗い事を良い事に思わず隣の彼に寄り添った。ああ、なんか緊張してきて、喉が渇いてきた。水が飲みたい…




「どうした」

あ、寄り添ったことに気づかれた。

「いや…なんでも、ないよ」
「そうか」

心臓が高鳴るのをなんとか押さえつけようと唇を噛む。
前を見ればエレベーターから外が見える。
もう外は真っ暗で、街中は街灯や住宅街の明かりがぽつぽつと光っている。
エレベーターの中の明かりはごくわずかで、外の明かりが鮮明に見える。

(帰ったら、とりあえず水を飲もう)

暑くないのに、君の近くによるだけで、喉がからからに乾いていく。
そりゃあもう、すごいスピードで。
おまけに汗まで浮いてきて。

(あつい)

ぼーっとエレベーターからの景色を眺めていると、景色が止まった。

「ほら、降りるぞ。あんたん部屋、この階だろ」
「え…」

ボタンの上の表示を見ると、9の数字。
ああ、やっとついたのか…いや、もう、

(ついてしまった、と言う方が正しいかもしれない)

こういうのは、終わってから感じるもので。
はじめは早く終われと思っていたのに、終わってしまえば名残惜しくなる。

「部屋の前まで送る」
「えっ、そんなわざわざいいよ。君の部屋、11階だろ」
「俺は別に、構わん」
「…わか、った…」

どうも彼の誘いを断れない。
そんなきっぱり言わなくても構わないのにさ…

2人並んで廊下を歩く。
静まり返った深夜の廊下に、足音だけが響く。

(気まずい、早くつかないかな…)

彼を横目でちらちら見ながら歩みを進めると、自分の部屋の番号が見えてきた。

(ああ、もうついてしまった…)


エレベーターに乗った時と同じことを思ってしまった自分に思わず苦笑いをしてしまった。
なんだろ、僕、どっちみち気まずいと思いながらも、君に側にいてもらいたいと思っているんだろうか。
いや…思っていて、認めたくないだけか…

「じゃ、また明日」
「え、あ、う、うん」

一人で色々考えていると、もう君は帰る体制でいて、
振り向いてエレベーターの方まで歩いていってしまった。

(おやすみぐらい、言えよ僕)

誰もいない部屋に入って、グラスに水を注ぎ、一気に飲み干す。

(ああ、おいしい。でも、なんか、すっきりしないな)

グラスを置き、ぼーっと天井を眺める。
どうも、最近は帰ってきてはこんな調子だ。

(…会いたいな)

いつもそう思う。

(はあ、僕、どうかしてるな)

そしていつもその言葉で片付ける。
いつも通りの自分の行動パターン。

(…アイク)




自分が彼に抱いている気持ちの正体がなんなのか、
僕はいつになれば気づけるのかな。

僕が君に抱いているこの気持ちはー…







加筆
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かびほ

Author:かびほ
ゲームと食玩収集とドラマ鑑賞が趣味
カービィ愛して16年

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